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記事 | 7月 27, 2023 | 9 読む時間

2023年上半期の業績を発表、目標を上回る結果

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リテール実店舗向けデジタルソリューションの世界的リーダーであるSES-imagotag(Euronext: SESL, FR0010282822)は、2023年上半期(1月~6月)の業績を発表、目標を上回る実績を達成しました。

  • 2023年第2四半期売上高:€221m(前年同期比 33%増)
  • 2023年上半期売上高:€380m(前年同期比 33%増)
  • 12ヶ月間売上成長率:41% €715m
  • 2023年上半期VAS[1] 売上高:€53m (+18%)、総売上高の14% 
  • 上半期受注実績:€518m (+35%)
  • 通期ガイダンスに沿ったパフォーマンスおよび見通し
販売実績(€m)   EMEA
  その他地域   合計
2023年上半期   317.1   63.0   380.1
2022 上半期 221.3 64.6 285.9
変動 (%)   +43.3%   -2.5%   +33.0%
2023年 12か月間   582.5   132.6   715.1
2022年 12か月間 381.2 124.7 505.9
変動 (%)   +52.8%   +6.3%   +41.4%
             
受注実績(€m)   2023   2022            %
上半期   518.0   385.0   +34.5%
12か月間   818.0   677.0   +20.8%

 

SES-imagotag 会長 兼 CEO ティエリ・ガドゥ(Thierry Gadou)は次のように述べています。

「発表した通り、2023年度上半期はSES-imagotagにとってさらに記録を更新する業績となりました。当期中の売上高は、公表されている目標に沿って30%以上増加しました。2023年上半期の受注総額は5億ユーロを超え、ウォルマート社との大型契約を含む米国での複数の受注に後押しされ、ダイナミックに増加しました。SES-imagotagの2023年度上半期の販売実績は、小売業者にとって厳しい環境にもかかわらず達成されました。このような経済的現実は、新規投資にマイナスの影響を及ぼしていますが、同時に、当社のソリューションの戦略性が高まり、顧客に受け入れられていることを反映しています。利益率もプラスに推移しており、収益性を継続して向上させることができました。SES-imagotagは、2023年通期の売上目標である8億ユーロを達成し、特に米国での事業の加速に牽引され、2024年も堅調な成長軌道を維持すると見込んでいます。」

[1] VAS = ソフトウェア、サービス、非ESLソリューションからの収益。VASは付加価値ソリューション&サービスの頭文字。VASの収益には以下が含まれる: VUSIONソフトウェアのライセンスとSaaSプラットフォーム、保守契約、プロフェッショナルサービス(設置、セットアップ料、プロジェクト管理、カスタムソリューションのエンジニアリングサービスなど)、カメラ、センサー、SaaSからのCaptana収益、PulseMemory データ分析 SaaSプラットフォーム、Engageソリューション(ビデオレール、デジタルサイネージ、V-ads SaaSプラットフォーム)、産業用IoTソリューション(PDi Digital)。

 

2023年第2四半期および上半期の売上高が過去最高を更新

発表の通り、2023年第2四半期の売上高は2億2,100万ユーロと初めて2億ユーロの大台を突破し、前年同期比33%増となり、新記録を樹立しました。第2四半期の受注実績は前年同期比38%増の2億9,700万ユーロとなっています。

2023年上半期の売上高は前年比33%増の3億8,000万ユーロとなり、通期目標に一致した。2023年上半期の受注実績は前年同期比35%増の5億1,800万ユーロとなり、米国での受注に牽引されています。

この業績は、高インフレ、数量ベースでの消費減少、利益率の低下圧力など、小売業者にとって厳しい環境にもかかわらず達成されました。

 

世界のリテール業界を取り巻く環境は厳しく、VASの伸びは鈍化(18%増)

2023年上半期に直面した困難な経済状況にもかかわらず、小売業者は進行中のプロジェクトに電子棚札(ESL)[2] を引き続き導入しました。しかし、一部の小売業者がイノベーションプロジェクトのペースを調整・延期したため、上半期に18%増加したVAS売上高の成長率は低下しています。VAS売上高の経常部分は引き続き力強い成長を続けていますが、新規プロジェクトの売上高はわずかに減少しました。一方、ESLの売上は2023年上半期に36%増加し、VASの売上比率は14%となっています。

[2] ESLの売上には、電子棚札、固定具、付属品の売上が含まれます。

 

地域別販売の勢い

EMEA地域(欧州、中東、アフリカ)の上半期の売上高は3億1700万ユーロに達し、前年比43%増の高い成長率を記録しました。同地域の売上高の急増は、インフレと雇用市場の逼迫に対する小売業者の懸念の中、ESLの導入率が増加したDACH地域(ドイツ、オーストリア、スイス)における売上高の成長によるものです。

上半期の売上高は、英国、ベネルクス、イタリアの食品小売および非食品小売チェーンとの新規大型契約の締結など、欧州における大規模なESL導入の継続が寄与しました。

米州およびアジア太平洋地域(ROW)の上半期の売上高は6,300万ユーロで、前年同期比でわずかに減少しましたが、主に北米が牽引し、同一条件下では、前年同期比27%増の力強い伸びを示しました。なお、2023年上半期には、2022年上半期に1,500万ユーロの売上高を計上した中国子会社(2022年9月にSES-imagotagが売却)の売上高は連結対象外となります。

注:同社の連結売上高にはBOEへの売上高は含まれません。

米国では、2023年上半期にウォルマートとの大型契約や、食品小売、専門小売、コンビニエンスストアへの導入など、複数の契約を獲得しました。これらの契約締結および売上の好調な伸びを考慮すると、現在では米国がROW売上高の大部分を占めています。この成長は加速し、2024年時点で米国がSES-imagotagの売上高で最大の貢献国になると予想されています。

 

見通し

来期に向けて、SES-imagotagは引き続き堅調な成長を見込んでおり、2023年通期の売上高目標を8億ユーロとすることを確認しました。

すでに発表した通り、年初に述べた良好な利益率傾向は確認され、2023年の収益性向上というガイダンスを裏付けています。

次回のプレスリリース予定:2023911– 2023年上半期決算報告

会計報告

販売 (€ m)   欧州   その他地域   合計
2023年 上半期   130.2   29.1   159.3
2022年上半期 91.4 28.8 120.2
変動 (%)   +42.4%   +1.0%   +32.5%
2023年第二四半期   186.9   33.9   220.8
2022年第二四半期 129.9 35.8 165.6
変動(%)   +43.9%   -5.3%   +33.3%
2023年上半期   317.1   63.0   380.1
2022年上半期 221.3 64.6 285.9
変動 (%)   +43.3%   -2.5%   +33.0%
2023年12か月間   582.5   132.6   715.1
2022年12か月間 381.2 124.7 505.9
変動 (%)   +52.8%   +6.3%   +41.4%