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日本語 | 12月 6, 2022 | 4 読む時間

店舗でのデジタルサービスが重要な理由

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digital services

リテールは現在、デジタルとフィジカルの2つの世界に分かれています。デジタルサービスは、ネット販売サイトのみを対象としています。実店舗への直接の接続はありません。ただし、買い物客はどこでも同じサービスを期待します。買い物客は店舗を訪れると、商品の場所や在庫状況がすぐわかることを期待します。彼らは、インターネット時代がもたらした明らかな利点(検索やレビューなど)を実店舗にも期待するのです。

リテールにおけるニューノーマル

消費者は、オンラインショッピングで様々なサービスを期待しています。

  • 登録やダウンロードなしに即座に情報を入手
  • 在庫状況を含む現場の情報
  • 商品の評価
  • 顧客レビュー
  • リアルタイムの価格情報
  • すぐに使えるクーポンや割引キャンペーン

電子棚札は、情報を直接表示するだけではありません。QRコードやNFCを利用してスマートフォンで情報を提供できるため、オムニチャネル体験の基盤となります。

店舗をデジタル化し、実店舗の買い物客をサポート

店内で探している商品がすぐ見つからないと、買い物客にとって大きなストレスになります。こういう場合、店舗内でのナビゲーションが有効です。しかし、店舗ナビには在庫状況、商品棚での供給、商品と買い物客の位置関係、店舗内通路の案内など、様々な要素が関係します。

こうした状況に対応するものとして、電子棚札、棚縁のカメラ、センサーなどのIoTソリューションによる店舗のデジタル化が有効です。

電子棚札は、棚や店内での位置を示すだけでなく、LEDで買い物客を目的の場所まで誘導します。商品を探す時間を大幅に短縮し、効果的にショッピングを楽しむことができます。しかも、店舗スタッフが商品の常時安定供給を確認することもできるのです。

スキャン&ゴー

レジに並ぶのは、店舗での買い物で最も苦痛な体験の一つです。この問題に対処するために、多大な投資が絶えず行われてきました。しかし、既存の技術を活用することで、シンプルなソリューションをもたらすことも可能です。

クラウドに接続された電子棚札は、QRコードの表示やNFC通信を利用して電子バスケットのソリューションを実現します。つまり、買い物客は欲しい商品をカゴに入れたら、従来のレジを通さずにスマートフォンで購入することが可能になります。

このように電子棚札は店舗のデジタル化を促進します。フィジカルとデジタルという2つの世界のギャップを埋めるために非常に重要です。

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