SES-imagotagは、戦略的パートナーシップの合意から1年後の4月27日、米国 Walmart(以下 ウォルマート)と新たに契約を締結し、数百店舗で最新世代のVUSIONプラットフォーム(以下 VUSION)の本格運用を開始したことを発表しました。
この契約により、今後12~18ヶ月の間に第一段階として500カ所にVUSIONを展開し、ウォルマートの店舗群の中でさらに拡大する機会を得る予定です。
特許取得済の革新的技術
VUSIONプラットフォームは、SES-imagotagが10年以上にわたる研究開発プログラムを通じて開発しました。2013年には早くも最初の特許を出願した、最新世代のVUSIONをウォルマートが初めて導入することになります。新しいVUSIONは、棚のデジタル化を進める革新的技術を備えています。
主な長所
- 接続性と動力を兼ね備えたスマートレール
- 性能を向上させたバッテリー不要の電子棚札
- QualcommとBluetooth Special Interest Groupが共同開発した、超低消費電力のBluetooth規格に基づく新しい転送プロトコル対応
- ISO 27001規格に準拠し、主要な無線アクセスポイントや技術にネイティブ統合された、安全性と拡張性の高いクラウドプラットフォーム(インフラ不要)
- 互換性のあるデバイスとの高度な相互運用性に基づく、BLE対応の新機能
ウォルマートコメント
ウォルマートのシニアバイスプレジデントであるJohn Crecelius氏は以下のように述べています。
「店頭での価格表示ラベルの変更は重要ですが、スタッフにとっては時間がかかる作業です。我々は、このような価格変更を電子的に管理できるデジタルソリューションをテストしています。これにより、従業員はより多くの時間をお客様のために使うことができ、最終的にお客様全体の体験を向上させることができます」
SES-imagotag コメント
SES-imagotagのSEVPおよび 北米 CEOであるPhilippe Bottineは次のように述べています。
「この新しい革新的なプラットフォームは、世界の小売業をリードする企業との提携により、業界の標準やユースケースを再定義し、物理的な商取引のオムニチャネル化に向けて無限の可能性を開くことになるでしょう。これらのテクノロジーが大規模に実現する店舗のデジタル化によって、実店舗が非常に効率的で、よりインタラクティブとなり、明日のハイブリッドリテールの中核として、地域と低炭素なeコマースビジネスモデルにとって決定的な資産となることができます」